【簿記3級合格】4ヶ月だらだら勉強/集中すれば1〜2ヶ月で取れるはず

2022年 簿記3級チャレンジ
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タイトル通り、先月簿記3級に合格しました。

勉強の記録をメモします。

合格までのダラダラスケジュール

私は短期集中が苦手で、どうしても自分に甘く気が緩んでしまうので、結局4ヶ月かかりました。

具体的なスケジュールは、次の通りです。

  • 1月 本屋さんでテキストを買う
  • 2月 テキストを解き始める。が、よくわからないのでオンライン講座に登録し講義を聴く。(簿記3級の授業を一気に全部聴いた)
  • 3月 テキストやオンライン講座でもらった問題集を週末に解く
  • 4月 簿記やらなきゃという気持ちでいる(つまり勉強してない)
  • 5月 流石に合格しようと、ほぼ毎日少しずつ問題演習をする。模擬試験で70〜90点を取れるようになってきたのでネット試験を申し込み、合格

4月は本当に何もしなかった…。

週末5〜6時間、平日は最低でも毎日1時間程度を勉強にあて、集中すれば1ヶ月で取れる資格だとは思います。

簿記3級試験の攻略法

試験の攻略法はズバリ、第1問と第3問を制すということです。

簿記3級を受ける人は大体知っている情報だと思いますが、簿記3級は、第1問から第3者までの3問構成で出題され、70点以上獲得で合格です。

点数配分を見ると、第1問が45点、第2問が20点、第3問が35点。

つまり、第1問と第3問を解ければ、第2問が1つも解けなくても、合格点である70点を超えることができます。

この第1問と第3問というのは、出題内容がある程度決まっており、傾向と対策が練りやすい問題です。

逆に、第2問は、どんな問題が出るかわからない枠です。

ですので、テクニカル的に簿記試験を合格するとしたら、第1問、第3問の対策を集中的に行うことが効果的といえます。

…とはいえ第1問と第3問を解けるようになるには、全体的に勉強して理解しなければならないことには変わりませんので、必然的に、第2問にも出てくるような内容も勉強せざるを得ないのですが。

紙の試験か?ネット試験か?

簿記の試験は意外とデジタル化が進んでおり、紙のテストとネットのテスト、2種類の受験方法があります。

試験時間は60分。問題は3問構成というのも同じです。

違う点は、試験日と、解答方法などの物理的な方法です。

紙の試験の場合は、年3回、統一試験が開催されるので、そのタイミングに合わせて申し込みをします。ただし、紙の試験の開催は2022年度までです。2023年からはネット試験のみになります。

ネット試験の場合、ネット試験をやっているパソコンスクールなどに申し込みをし、随時受験をすることが可能です。

また、問題を解くスタイルの違いとして、紙の場合は、問題用紙のあちらこちらにメモすることができますが、ネット試験の場合、画面に表示される問題や解答欄にメモはできないので、手元にあるA4白紙2枚にメモを取り、答えはパソコンでタイピングする、という点があります。

正直なところ、紙とネット、どちらが良いかと言うのは人によると思います。

紙に書くほうが解きやすいと思いますが、かと言って絶対紙試験にすべき!とまでは思わない位の差です。

ネット試験の場合は、何度かネット試験の模擬試験を受けるのをお勧めします。

合格までに使った教材やサービス

参考書『スッキリわかる日商簿記3級』

独学で合格しようと思い、最初に買ったのがこの本です。

個人的には、この本だけではスッキリわかりませんでした。笑

かといって、全く無駄だったとも思いません。この本を読まないで最初からオンライン講義などを聞いたら、もっとちんぷんかんぷんだったと思います。

基礎の基礎を触れるには良い本ですが、これだけで合格するのはなかなか難しかったと思います。

オンライン講座が聞ける『アカウンタンツライブラリー』

2022年2月に、3週間ほど無料で簿記3級動画を見れる期間があったので、一気に全部見ました。

初月無料で経理の仕事に役立つ150以上の動画が学べるサイト【Accountant’s library】

動画でも対面授業でも、誰かから説明を受けると理解は深まります。

ただ、多少スピードが早いので、何もわからない状態で最初から動画を見ていたらあまり理解できていなかったかもしれません。

その点、スッキリわかる日商簿記3級を読んだのはとてもよかったと思います。

YouTubeでスキマ時間に仕訳練習

ふくしままさゆきさんの問題動画を何度も繰り返し解きました。

コメント欄に、間違えた問題のタイムを書いておくと、その問題を何度も解けるので便利です。

コメント欄を活用させてもらいました。

本番で判断した試験の戦略

と言うことでいざネット試験を受けたんですが…

いつもネットの模擬試験を受けると、第1問と第3問を解くところまでで、大体30分ほど使いますが、本番では大体35分かかりました。

第1問→第3問と解いて、さて第2問を解こうとページを開くと、第2問が、これまで見たこともない問題で、本当にさっぱりわかりませんでした。焦りました。

さっぱりわからない問題だとしても簿記の知識をフル稼働させれば多少解けるのが簿記の問題。

ここで、戦略として迷ったのが、

  • 第2問を捨て、第1問と第3問の見直しに時間をさくか。
  • 第2問を多少時間を使って考えながら解き、第1問と第3問の見直し時間を減らすか。

今回は、後者を選びました。

理由は、これまでの経験上、私自身がズボラで凡ミスが多いので、何度も何度も第1問と第3問を見直したとしても計算ミスをしていることが多く、第2問を完全に切り捨てる方がリスキーだと思ったからです。

でも、試験中に本当に迷いました。

第2問を解くと決めてからは、書かれている仕訳を読み解き、こうかな?こうかな?と思う解答をしました。

第2問をそれなりに解いた時点で残り15分。

第1問と第3問の見直しをしました。

150,000円を15,000円と買いて計算している部分などがあり、我ながら凡ミス炸裂でした。

最後まで見直しをするのは必須です!

合格証書

落ちたら恥ずかしいので誰にも言わず受験するつもりが、ひょんなことから会社に言わなければいけなくなったので、一発合格できて本当によかったです。

試験会場も定期券内だったので交通費もかからず、試験費用もおさえられました。

点数は74点。ギリギリでした…

ヾ(・∀・)ノ

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