【いぼ痔の手術を決心2】手術にそなえた大腸検査/初めての下剤/激痛の大腸内視鏡検査/女性/日帰り手術

いぼ痔手術
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痔の手術をするため、事前検査として、2021年4月、大腸検査を受けました。

下剤もハードでしたが、内視鏡が思ったより辛かった!

下の渋めの青紫が大腸です

大腸の形は、図鑑や画像ですとお腹の周りをぐるりと一周しているイメージかと思いますが、実際は人それぞれ違う形をしており、

私の大腸はとても検査しにくい形だったそうです。

でも、この痛々しい痔を直すためには我慢我慢!

大腸検査は前日から食事制限あり

今まで大きな病気をしてこなかったので、健康診断ぐらいしか検査を受けたことがないのですが、大腸検査は検査当日だけではなく前日の3色の食事の規制が行われます。

具体的には大腸検査の前日は消化の良いものしか食べられません。

食べられるものは、素うどん、お粥、たまご(卵焼きや目玉焼きで、固茹ででないものがよい)、鮭、豆腐など。

腸にいいとされる食物繊維が含まれるものは一切食べられません。

飲み物も制限があり、お酒はもちろん、乳製品も取ることができないので牛乳なども禁止です。

これを3食分用意するとなると結構めんどくさいですし、ズボラな私は、ついうっかり油断して食物繊維の入っているものを食べてしまいそうな気がするので、検査前日用のレトルト食品病院で購入しました。

検査用のレトルト食品、案外美味しい!

こちらを、1000円で購入しました。

量が少ないかな…と思いましたが、足りない場合は、消化の良いものであれば食べられるので、こちらを購入しました。

お味は普通に美味しかったです!

びっくりしました。

ちなみに実際この食事では足らず、、、

おやつに温泉卵を作って食べました。マグカップに卵を割り、箸で黄身に小さな穴を開けてから、大さじ2杯の水をかけてレンジでチンすると出来上がり。

ちなみに私は月曜日に検査だったため、日曜日にこの食事を自宅で食べることができ、とても楽でした。

会社ですと、レンジはあるものの、何食べてるの?と聞かれると思うのでちょっと検査食を食べにくいです。

検査当日は下剤をがぶ飲み

検査当日は大腸の中を空っぽにしなければいけないので、モビプレップという下剤を、朝からがぶ飲みしました。

モビプレップは、上のようなパウチに水を入れて、シェイクして中の粉をよく溶かしてから飲む下剤です。

10〜15分かけてコップ2杯(180ml×2杯)を飲み、飲み切ったらコップ1杯のお水かお茶を飲む。

これを3セット以上繰り返し、便が透明の液体になるまで続けます。

モビプレップがどんな味かわからなかったので、2杯飲んだ後、お水では後味が消えたようだまずいものだったら嫌だなと思い緑茶も購入しました。

結果的には、緑茶を買って大成功でした。

モビプレップは、スポーツドリンクを人間が飲める許容範囲までマズイ味にした感じ

モビプレップを最初に飲んだ時は、意外といけるなというのが感想でした。

もっと苦くてまずい味を想像していたのですが、某ポカ◎スエットのようなスポーツドリンクに酸味を足して、人間が飲める限界ギリギリまでまずくした味でした。

しかし、美味しくないことには変わりませんので、なかなか思ったようなペースで飲むことができません。

まずいからと一気に飲み干すのもダメで、10分から15分かけてゆっくり飲まなければいけません。

10分で2杯を飲もうと思ったのですが、なかなか箸が進まず(実際はストローで飲んでましたが)、結局15分で2杯を飲むのがギリギリでした。というか、15分以上かかりました。

後味がめちゃくちゃ悪いので、味を変えられるお茶を買っといて大正解でした。

ちなみに、私は、下剤を飲みながらリモート会議をしました(笑)

社畜なんです。

下剤は、飲み始めてから50分後くらいから効き始めました。

ちょうどリモート会議が終わり、数人で居残りで雑談している間に便意を催し、私が抜けても問題無さそうな話題だったためしれっと画面と音をオフにし、初回のトイレに行き、会議にもどりました。笑

下剤の効果は約1時間後から

このモビプレップを服用してから、およそ50分ほど経過したときの排便では、お腹を下した状態なゆるゆるな便が出ました。

その後はもう下剤効果抜群で、2分から5分ぐらいおきにトイレに行きました。

飲み始めてから1時間半後、4セット目に差し掛かるくらいで透明な便になったかなと思えたので、モビプレップを飲むのをやめました。

と言うよりも、この頃にはもうこのモビプレップが味的に無理になってきて、4セット目を飲んでいる途中でウッと吐きかけそうになり、無理だ!と思ってやめました。

そのあともしばらく便意は続き、結果本当に透明になり、肛門から尿を出してるような上達になったため、あのとき終わらせて良かったです…。

ちなみに、下剤で便を出し続けている途中、私のイボちゃんがひょこっと出てきてヒイイ!!!と激痛が走りました。

慌てて押し戻しましたが、痔のための検査なのに痔を悪化させたら本末転倒だと思い、そこからはもう一切きばるのをやめました…すべては便のままに。

そのときはすでに便が液状になっていたので、力まずに出せたのが不幸中の幸いでした…。

早退して病院へ

下剤を飲み始めてから大体2時間後、下剤の効果が落ち着いたころに電車に乗って通院しました。

移動時間は大体20分ほど。

途中でトイレに寄ることもなく、またSiriから水便が漏れるようなこともなく、ちょうどいいタイミングで移動することができました。

穴あきパンツ履いて検査

到着してから更衣室に案内され穴あきパンツを着ました。

Siri側に穴の開いている、不織布の穴あきパンツ。500円です。

着替え終わると点滴を打たれました。

ヴィーンF輸液、特に何かの効能があるわけではなく、この点滴を通して、手術時に鎮痛剤を入れるのです。

いよいよ検査!先生がめちゃ油断しててちょっと笑った

検査をするために部屋に入ったところ、私待ちだった先生が壁にもたれてダラっと待ってたのでちょっと笑えました。完全に先生、オフ状態でしたw

ベッドに横たわり、シムス体勢をとりました。

鎮静剤を打ち、ウトウトした状態で受けると言われたのですが、思ったよりウトウトせず、、

鎮静剤は麻酔みたいなものかと思いましたが、単にウトウトするだけの効果であり、痛みを麻痺させる麻酔ではないので、結果的に非常に痛かったです。。

例えるなら、大腸にガスがぱんぱんに溜まり、満腹感もあり、

狭い大腸に空気を入れ、風船が割れそうになっている感じで痛かったです…(感覚を説明するのは難しいですね)

私はもともと普段から、腸の中のガスが左手脇腹あたりを通ると、一瞬ではあるものの動けないくらいの激痛が走るのですが、それがもうずっと続く感じで、非常に痛かったです。

最初のうちはモニターを見る余裕があったのですが、途中からもう激痛激痛で、画面を見る余裕がありませんでした。

(検査終わったら見る!今は我慢!!痛みに耐える!!と言い聞かせてた)

先生や看護士さんに、深呼吸して!力を抜いて!と言われましたが、

痛くてそれどころではないのですが!!!!という感じ。

嵌頓痔核の方が痛かったけれど、それに準ずるくらいの痛みでした。

後から、検査結果を聞くときに言われたのですが、どうやら私の腸はカメラが通しにくいらしいです。

次回があるならば飲むカメラにしてもらおう…。

大腸検査は、10分ほどで終わると言われていましたが、先生も手こずって15分以上かかったようです。

鎮静剤は検査後に効果発揮zzz

検査終わりには鎮静剤を覚ますために1時間休憩をとるのですが、手術中は痛すぎてウトウトも何もただ我慢だった反動か、終了後はぐったりして、終了後に鎮静剤が本領発揮し、意識朦朧のウトウトでした。

あるいは、効きが少々遅い方なのか…?

ちなみに当日のスケジュールはこんな感じでした。

14:45 来院

15:00 検査着に着替える

15:10 点滴をうち、心電図チェック

15:30 鎮静剤を入れて、検査開始

15:50 検査終了、寝る

16:50 点滴を外し、着替えて検査結果を聞く

結果は、健康な大腸です(そして痔はピンクでかわいい)

先生からその日のうちに結果を聞きました。

痛くてすみませんと謝られました。

うん、痛かったです。でも、私も痛みに負けて動いてしまいすみません…。

大腸の中の写真を見ながら説明を受けましたが、特に所見なしで健康な大腸だそうでした。

1箇所血が出ていたのですが、私の大腸が通りにくくてカメラが当たって傷を付けてしまいました、と言われました。

傷はもはや痛くも痒くもないのでオールオッケーです。

最後に肛門付近の写真を見せてもらったのですが、ピンクのプリっと内痔核がありました。

本当にこんな感じの写真(後ろが大腸の入り口)

なんかかわいい…wwww

写真も撮ってくれました。

かわいいのに、こんなに痛いなんてね…。

その日はまっすぐ家に帰りましたが、会社のスケジュールに通院と書いたにも関わらず着信が何件かあったので、パソコン開いて仕事しましたとさ。

大腸検査の費用

約6,000円でした。

※3割負担です

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