今日は韓国短期留学期間の3日目、2019年12月28日(土)についてです。
ソウル市立大学の年末短期留学プログラムは、
土日祝日は授業はありません。
この日は週末でしたのでAirbnbのホストに「おもてなししたい」とお誘いいただき、
ホストファミリーと一緒におでかけすることにしました。
行き先は「パジュ(파주、坡州)」
どこに行くか候補をいただいたとき、
最初は「臨津江(イムジンガク/임진각)」に行きましょうと言われました。
日本人があまり行かない(行きにくい)場所ですし、
臨津江からは北朝鮮が見えるので、
日本人を連れて行くにはいい場所です。
ただ、私は臨津江に行ったことがありました。
韓国旅行でよく日本人が行うアイドルの事務所めぐりなどをは早々に辞め、
韓国の地方を含め、韓国国内を旅するのが好きになり、
すでに臨津江に行ったことがあるのでした。
↓こんな感じの、非武装地帯(北朝鮮との境界線エリア)を
安全に案内してくれるツアーがあるんです。そのときに行きました。
【日本語ガイド】韓国:38度線・板門店を訪ねる1日ツアー(ソウル出発)
とはいえ、行ったことが有るのが10年前だったので、
せっかく提案してくださいましたし、「久しぶりに行きたいです!」と答えました。
ですが、行ったことがあるなら違うところに行こう!
ということで、パジュに行くことになりました。
13時 待ち合わせするも、どなたがホスト???
待ち合わせは、私が泊まらせていただいていた家の前に、13時集合。
午前中はゆっくり寝て、のんびり疲れをとりました。
で、13時に連絡をもらい、1階のマンションの入り口のドアが開くと、
そこには、
①おじさん
②若い娘
③お母さん…?お姉さん…?
の3人が立っていました。
このとき私は、ホストのイメージは「お母さん」だと思っていたんです。
なぜなら、エアビー上のやり取りで、
・娘の話が度々出てくる
・名前が女っぽい
・日本語を勉強している
という話が出てきたので、
勝手に「日本に興味があるお母さん」
だと思いこんでいました。
しかし、今目の前にいるのはこの3人。
①おじさん
②若い娘
③お母さん…?お姉さん…?
混乱しました。
あ、あにょはせよ・・・と、とりあえず3人それぞれに挨拶。
すると、流暢な日本語で話しかけてきたのが、
①おじさん
でした。
反対に、お母さん風の③の方は日本語を話しません。
何がなんだかわからず、
とりあえず挨拶をして、ランチを食べるお店までドライブすることになりました。
メッセージをくれていたのは誰ですか?
Airbnbでのやり取りは、韓国語と日本語、両方でやり取りしていました。
私は韓国語を勉強しているので、
できるだけ韓国語でメッセージを送っていました。
時間がなかったりしたときは、
日本語でササッと入力して送ってしまうこともありましたが。
で、いまだにホストの全貌がよくわかっていない私は、
意を決して車の中で、
「あの…誰がメッセージを送ってくれたんですか?」
と聞きました。
横に座っていた娘が「なんでそんな質問するの?」と言わんばかりにびっくりして、
「父ですよ!(笑)」
と教えてくれました。
そして、お姉さんだかお母さんだかよくわからなかった女性は、
娘のお母さん。
※後で聞いたら、お母さんは20歳のときに娘を産んだそう、、、
娘は今日本の歳で22歳。そりゃ若い…。
そしてお母さんのほうが私と歳が近いという現実。
家族構成はこんなかんじでした。
■父
日本のドラマにハマって日本語を勉強し始めた。
「Nのすべて」が好きだそうです。
日韓関係を良好にするために不買運動に参加し、
大好きな日本のビールを我慢しているそう。
※韓国では、日本に対して敵対心を持って不買運動するのではなく、
日韓関係を良くしたいために、日本にダメージを与えるようなことをして、
日本(というか安倍)が折れるように不買運動に参加している人が多い。
好きと嫌いは紙一重ですね…
■母
日本に特に興味なし
■娘
父の影響で日本語を勉強し始めた。
JLPT2級、2020年1月から東京にワーホリに来る
14時頃 韓定食でランチタイム@ 마니산산채 (マニサンサンチェ)
40分ほど運転してもらい、到着したのがこちら!
마니산산채 일산점 (マニサンサンチェ イルサン店)
TEL:031-915-8712
住所:경기 고양시 일산서구 산남로 210
営業時間: 11:00 – 20:30(年中無休)←すごい
https://store.naver.com/restaurants/detail?id=37800818
そして、韓国の方がおもてなししてくれると言ったらやっぱりこれですよ!
韓定食
4人だったので、魚のセットと肉のセット、2人分ずつ注文しました。
この、ちょっとずつ色々なものを食べられるの、最高です。
マジャンホス(マジャン湖/마장호수)を散策
食事の後は、車でマジャン湖に行きました。
こちらもパジュにある湖で、どこに行くか決める際に写真を見せてもらったとき、大きな吊橋があるのが決め手でした。
高いところが好きです!
天気は微妙ですが、静かで爽やかな場所でした!
結構この橋揺れます。
ホストは、
어 ~~ 움직여 ~ 움직여~
動く動く〜!
と言っていて、こういうときに움직이다を使うんだなと学びました。
本当の留学をしていたら、こんなふうに単語や表現が定着していくんだろうなぁ…。
漢江までドライブするも、渋滞。
橋を往復し、周辺を散歩したあと、漢江の真ん中?に浮かぶ島のような公園「ソニュド公園」に行くことに。
しかし渋滞に巻き込まれ、到着したときにはすっかり日が暮れていました。
次回の渡韓のとき、もう一度行ってみようと思います。
夕飯について家族で一悶着
そのあと、ホスト(父)のプランではソルビン(韓国式かき氷)を食べに行く予定だったようですが、
母: お腹すいたし、寒いじゃん
娘:お腹空かない、眠い(昨日クラブで遊んで朝7時に帰ってきたらしい)
ということで、母子バトルが始まり、
その後のコースに対して意見が分かれ、小さな亀裂が生まれました。
私はソルビンを食べたことがあるし、
これまでのホストファミリーの様子からして
お父さんの趣味に付き合わされた妻と娘感がすごく伝わってきたので、
韓国でも女が強し、ということで母の意見に賛同して、
カルグクスを食べに行くことにしました。
(娘は、遊んで朝の7時に帰ってきたそうです。眠いしダルいと言っていましたが、そりゃそうだと納得)
結局、車内で検索して出てきたカルグクス(韓国式うどん)を食べに行くことに。
気を遣って辛さ控えめにしてもらい、
美味しくいただけました。
ここのカルグクスは、日本の鍋のように最初に具を食べて、
最後のシメにうどんを入れて食べるパターンでした。
娘は一口しか食べず…あちらを立てるとこちらは立たず。難しいですね。
解散後、チムジルバンへ
食事の後は、私が今泊まっているお家まで送ってもらい、解散しました。
私の語学力をもっと高めないと、雑談ができないなぁと痛感する一日でした。
帰宅前のドライブ中に、いくつかホストおすすめのお店を教えてもらったので、
その中の一つのチムジルバンに行くことにしました。
チムジルバンは、最近の韓国旅行では全く行かなくなっていたので(韓国語のレベル的に、チムジルバンならいつでも行けるようになった…!笑)久しぶりでした。
夜間料金で9,000ウォン (900円くらい)でした。
シャンプー類は無し。
タオル、部屋着は付いていて、化粧水類も置いてありました。
久しぶりのチムジルバン、すごくよかったです…!寒い時期にチムジルバンはよき…!!
ホストがサプライズ仕込んでた
チムジルバンで、ホストに今日のお礼と、
日本からお土産買ってきたのでよかったら召し上がってください、と連絡をきました。
そしたら、
実は私(ホスト)もプレゼントを準備しました。
家の中のタオルが置いてあるところに黄色い箱があるので、帰ったら開けてみてください。
と…!!!
ホスト…なんて優しいの…
この、プレゼントを探す様子はYouTubeに上げたのですが、なかなか見つけられませんでした。箱の色の表現が、日本語と韓国語で微妙に違ったみたいです。(青信号と言うのに実際は緑色、みたいな感じかな?)
見つけたプレゼントはこちら。
…ホストはサンタクロースなのか…?!
ちょっとこんなのすごすぎないですか。
優しさに感謝…そして感動。
そんな、お世話になりっぱなしの一日でした。
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