シン仮面ライダーを見てきました。
私が唯一見たことある仮面ライダーは、仮面ライダーアマゾンです笑
ネタバレありの感想とメモ
その1 仮面ライダーというコンテンツの特性
全体を通しての感想は、絶妙なダサさがちょいちょい差し込まれるなー!と言うところです。
仮面ライダーそのものが最新のコンテンツではないですし、あの仮面をかぶっている以上、洗練されたかっこよさには限界があり、レトロ感を避けて通れないのではないかと思います。
作品中の肝心要のシーンに、絶妙なダサさの仮面ライダー。
非常に良い具合に締まりません。笑
逆にそれが印象的であります。
その2 演技の差
森山未來の演技がダントツで素晴らしかったです。
言葉にするのは難しいのですが、なめらかであり、仕草もスマート。蝶オーグそのものでした。
対して、主人公の池松壮亮さん、これはこの演技で正解なのかちょっとわかりませんでした。
柄本佑さんは、かっこよさと雰囲気があり、演技もとてもよかったです。
浜辺美波さんは、浜辺美波さんでした。
西野七瀬さんは、演技頑張ってるなぁと言う印象。あのヘアスタイルは、西野七瀬さんのようなアイドルでないとできないと思いました。
途中で出てきた長澤まさみさんは、長澤まさみさんの印象がなさすぎて、これ誰?と、途中までわかりませんでした。
竹野内豊さんと斎藤工さん、この2人は鉄板でかっこよかったです。ビーチボーイズを見ていた世代なので、竹野内豊さんを久しぶりに見てやっぱりかっこいいなと思いました。
その3 仮面ライダーのモチーフ
これは私が知らなかっただけなのですが、仮面ライダーのモチーフって、バッタなんですね!!!
あの仮面の模様や、絶妙にダサイ触角の意味がよく分かりました。
その4 庵野秀明っぽさ
庵野秀明監督っぽさと言うよりは、エヴァっぽさと言う方が正しいかもしれませんが、
人間ではない、誰だかわからない板のようなものが喋ってるシーン、線路を歩くシーン、電柱が並ぶシーンなどエヴァっぽいシーンがたくさんありました。
庵野秀明監督が好きな画なんだと思います。
その5 エンディングの印象
えーっ!あなたとあなた、死んじゃうの?!と言うツッコミを入れずにはいられませんでした。
で、エンディングはあなたなんだー!という、個人的にはまさかの展開。
所感
そんなこんなで仮面ライダーをほぼ通ってこなかったアラフォー女が1人でシン・仮面ライダーを見たわけですが、結論、「よくわかりませんでした」。
これが良いのか、悪いのか、賛否両論と言われているようですが、賛とも否ともどちらともいえず、この作品はこういうものなんだろうなーという印象。
一応の女子としては、あまり刺さるポイントはありませんでした。
平和に映画を見れる日々に感謝。
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