私は現在慶煕大学のオンライン語学堂の授業を受けていますが、その授業のオプションとして『トウミ』をお願いすることができます。
語学堂申込までの全体スケジュールはこちら→https://sarasaralifelog.com/2020/11/16/93/#toc2
トウミは、現地の慶煕大学の学生がチューターのような役割を担い、本来の留学の形であれば、韓国語練習のための話し相手になってくれたり、逆に日本に興味がある学生であればこちらから文化を伝える相手になったり、時には韓国生活で困ったことを相談できるお世話係をしてくれます。
トウミは、韓国語で 도우미=役立つの名詞形ですので、文字どおりお互いの役に立つような情報交換や、言語交換を通じて助け合い活動を行う相手です。
トウミは希望制のため、やらなくても大丈夫
トウミは、やりたい人だけが参加する制度のため、もし『大学生とあまりに年齢が違うから恥ずかしい』や、『授業以外は時間がない!』など、制度を利用したくないあるいは利用する必要がない人は、参加しなくても大丈夫です。
ただ、もしトウミに参加しない理由が『年齢が離れているから』と言うことであれば、恥ずかしがらずに参加してみるのがいいと思います。
なぜなら相手も日本に興味があったりあるいは就職に関心があるなど、言語はともかく、人生の先輩として伝えられることが多少なりともあると思ったからです。おこがましいですが…
旅と、語学学習の恥はかき捨てです。
オンライン授業でのトウミ制度は基本カカオトークのみ
さて、現地に留学するでもなく遠くにいる私たちが、トウミ活動をどうやってやるかと言うと
メールやLINEやカカオトークでのやりとりのみです。
※積極的にやるのであれば、もちろん通話やテレビ電話などもできると思います。
私の場合は、キョンヒの学生側がかなり質問をしてくれて、聞きたい話を振ってくれたので、会話が途切れることなく進みました。
とはいえ、私が韓国語をタイピングするのが遅い(表現があっているか確認しながら送信する)ので、少し難しい話ですと返事を書くのに1日2日かかったことがありました。
日本語なら、
『今何してるんですか?』
『友達と出かけています』
『羨ましいです。私は試験勉強中です。』
のようにサッサと入力できますが、韓国語の場合、いざカカオトークの入力しようとすると、
「あれ?これってこの表現方法でよかったんだっけ」とわからなくなり、調べたりしているとどうしても返信するまでに時間がかかります。
日本語での会話と比べるとなかなかキャッチボールは弾みませんでしたが、私の相手になってくれた学生は返事を待ってくれてとてもありがたかったです。
韓国の方はよく返事が早いと言われますがそれほど早くなく、焦らされることもありませんでした。
キョンヒの学生はレポート提出させられるらしい
慶煕大学のトウミをやってくれている学生は、このやりとりをレポートにするそうです。
私がトウミがどんなポジションなのか(バイトなのか、授業なのか、ボランティアなのか)気になって聞いたところ、
- バイトではない(無償)
- 授業扱いでもないが、レポートをまとめれば認定される(単位になる?)
とのこと。
それを聞くまでかなりテキトーな話しかしていなかったのでこちらが焦りました。笑
↑なぜ韓国語を勉強し始めたか、仕事や会社についてなど…
日常の頻出表現を学べる
トウミのいいところは、日常会話がに近いので、普段どのような単語を使うのか、どう言う言い回しをするのかが、相手の回答を見るとわかります。
内容ももちろん大事ですが、『ここでこんな表現方法をするんだ!』『ここではこの単語を使うんだ!』などの新発見がありました。
オンライン授業ではトウミの学生が付かない大学のほうが多いので、慶煕大学のレッスンを受ける場合はぜひ参加してみてください。
コメント