【いぼ痔手術 当日】ジオン注射と結紮手術/女性/日帰り手術/我慢できる痛さ/貧血になった

いぼ痔手術
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いよいよこのイボちゃんとお別れです。

手術2時間前に下剤(座薬)を入れる…のを忘れて20分くらい遅れて入れた

手術の2時間前に、座薬の下剤を入れてくださいと言われていたのですが、

在宅勤務で今回に限って仕事に集中していたため、すっかり忘れて時間が過ぎてしまいました。

慌ててトイレに行き座薬(レシカルボン)をぶち込みました。

なかなか似てる。2個入れます。

座薬を入れるとすぐに便意を催すのですが、10分ほど便意を我慢して、トイレに行きました。

便も出ますが、ガスもたっくさん出ました。

ですので、会社のトイレや公共のトイレでは、激しく音が聞こえるのでやや危険かもしれません。

病院着。着替え、点滴。

病院に着いてすぐまた検査着に着替え、点滴をうたれました。

検査着は、穴あきパンツです。

トップスは検査着ではなく私服のままで、私は普通の綿のロンTを着ていきました。

この上に、病院着(ゆかたみたいなもの)を着ました。

点滴打つ、の図

今回も、前回の大腸検査と同じ、ヴィーンFという点滴をしました。

特に何か効果があるわけではなく、あとから鎮静剤を入れるためのほぼ体液成分のものだと思います。

手術はうつ伏せで実施。麻酔痛くない!生理中でもタンポンすれば問題なく行える

いよいよ手術。

血圧を測られ、手や背中には心拍を測る測定器がつけられました。

手術のときの姿勢は病院により異なるみたいですが、私の病院はうつ伏せでした。

前回はほぼ全くウトウトしなかった鎮静剤ですが、今回は前日の寝不足もあってか効果てきめんでほぼ寝てました。

※手術前の寝不足はだめゼッタイなのですが、私は緊張で寝れなくなってしまいました

麻酔の注射がとても痛かった!というブログをいくつか拝見しましたが、私の場合は鎮静剤を打たれてから麻酔されたのか、麻酔は全く痛くなく、むしろいつ麻酔を打ったのかわかりませんでした。

手術は、麻酔が聞いているから痛くないだろうと思っていたのですが…

手術中はジオン注射が痛かったです

私の手術は、結紮手術とジオン手術で、結紮手術はいわゆる切る手術ですが、こちらは全然痛くありませんでした。

多少痛いなと思ったのは、肛門をグイグイ引っ張ったり広げたり動かされる痛みだと思います。

鎮静剤のおかげでほぼ手術中は寝ていましたが、途中一度、痛みで起きました。

いやいや麻酔きいてるの?これ痛いよ…!と思いました。

いや、もしかして麻酔切れ始めた…?と思い、鎮静剤を打たれてウトウトしている中、思わず先生に、「この痛いのはなんなんですか…」と聴いてしまいました。

どうやらこの痛みは、ジオン注射をグリグリ動かしてたときの痛みだそうです。

ジオン注射は、場所によって4種類ほどの注射を打ち分けるみたいで、それを行き渡らせるために動かしたみたいです。

痔の手術には色々あり、切る手術より注射の方が術後は痛くないらしいですが、術中は、ジオン注射の方が痛かったです。

そのまま手術がおわり、術後はあおむけになって麻酔が覚めるのを待ちました。

術後、麻酔を覚ますまでの1時間はジンジン痛いが、その後は結構平気

術後からすでにジンジン鈍痛が響きます。

脈打つ感じではなく、じんわーりと、ずっと痛い。

いや、、、これはメッチャ痛い!!(涙)

手術中も、注射打たれて、グリグリと押し込まれる感じが痛かったですが、それ以上の痛みです。

※でも嵌頓痔核よりは痛くありません。

もし読んでくださっている方が女性で、重めの生理痛で腹部に鈍痛がある人は、その鈍痛を激しくさせて肛門に移動させた感じです。(…わかりにくいでしょうか…ズキズキというよりずっとドーンと痛いのです)

術後からもうずーーっと尻に鈍痛がある感じで、まだ麻酔が効いているのにこんなに痛いなんて…と絶望的な気持ちになりました。

しかし!

1時間ほどの休憩を経て、着替えて診察するころには、鈍痛が鈍り、麻酔が覚めるのを待っている間よりは気にならなくなりました。

ピアスを開けた人ならわかると思いますが、ピアスを刺したあと、しばらくは痛いものの、割とすぐに慣れますし、我慢できないほどではないと思います。

痛みは、ほんとうに嵌頓痔核の方が圧倒的に痛かったです。これくらいの痛みならなんとかなりそう、治る痛みだし!

ただこのとき、ちょっと貧血気味なのが気になりました。

なんだかちょっと血の気が引いてる感じがするなと…。この予感は後から的中しました。

診察で、切ったイボを見せてくれる

術後の診察で、先生がイボを見せてくれました。

3つ切りました。

1つは2センチくらい、1つは1.5センチくらい、もう一つは5ミリくらいのイボでした。

焼肉のホルモンみたい、と言う人もいましたが、私のは鮮度の低いレバーみたいな、どす黒い色をしていました。

ビフォーアフターの写真も見せてくれたけど、ビフォーにトイレットペーパー付いてました…ごめんなさい先生…。

肛門のビフォーアフター

また、痔の手術について、ネットで事前に検索して調べていた通り、傷口が半分縫われず開いていました。

※傷口を半分開けることにより、血やうみがたまらず傷口から出て、きれいに回復するようです。

傷口だけ見ると、グロくて、めちゃくちゃ痛そうに見えます。

こんな感じ。

左に謎の垂れ下がった皮膚があり、それも取りました

術後1.5時間後、帰宅中に貧血を起こす

着替えて、精算をして、薬局に行って薬をもらった後、

なんだかフワフワとし、貧血気味になりました。

そこまでひどくはないものの、このまま歩いたらそのうち血の気が引いて完全に歩けなくなるなという感じです。

病院に戻って休ませてもらおうかとも思いましたが、駅と病院の間くらいまで移動してしまっていたので、戻らずにこのまま駅に行くことにしました。

途中、ちょっとした道の片隅でちょくちょくしゃがみ込み、回復を待ちました。

お尻にとってはしゃがみ込むのは良くないのかもしれませんが、しゃがまないと立っていられない…。

もしかしたら、貧血というよりも、手術前に食事ができなかったので低血糖と脱水症状かもしれないと思い、近くのコンビニで豆乳、お茶、サラダチキン(たんぱく質は消化が早いと聞くので選びました)を買いました。

完全に動けない状態ではなくて良かった…。

少し歩いては休み、少し歩いては休みを繰り返し、駅のベンチに座って、先ほど買った水分とタンパク質を摂取しました。

ちなみにここで30分ほど固いベンチに座って休みましたが、Siriが痛くて辛すぎる!ということはありません。

痛いことは痛いですし、片側の脚に体重を乗せて、肛門に体重が乗らないように座り、見た目は変な人ではあるのですが、痛み自体は、我慢できる痛みでした。

※ただ、固い椅子に座るのはSiriにはあまり良くないです。

電車の中でしゃがみ込むも、コロナが生んだ世知辛さを感じる

しばらく休んで、そろそろ大丈夫かと思い、電車に乗って帰宅しようと思いましたが、乗っている間にまた息が荒くなり血の気が引いてきました。

席は空いていなかったのですが、満員電車というほどの混み具合ではなく人と人との距離は十分開いており、しゃがみこめるスペースがあったので、しゃがみ込みました。

Siriのことを考えると席に座りたいとは全く思いませんでしたが、コロナが始まる前なら、しゃがみ込むと「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる親切な人がいたなぁと思いました。

コロナ禍では、貧血なのか何なのかわからないアラフォーBBAに声をかけるのは、やはり躊躇しますよね。

私は、これまで何度か電車の中で具合が悪くなったことがあるのですが、親切なお姉様がよく席を譲ってくれたり、声をかけてくれたりしたのですが、

今回は誰からも何も言われることなく、ジッと次の駅に着くのを待ちました。

(念のため…ここで言ってるのは、声かけてくれよ、という意味ではないです。世の中は変化するものなんだなと思った、という感じです)

20分くらいで自宅に着くはずが、1時間ほどかけて自宅に着きました。

薬の仕分けをする

今回処方された薬はこちら。

左上から右、の順で

  • 酸化マグネシウム : 便を柔らかくする
  • レバミピド:胃を保護する
  • (左)ビオフェルミン:整腸作用
  • (右)セフカペン:感染症予防
  • セレコキシブ:炎症、鎮痛効果
  • ヘモレックス:塗るきずぐすり
  • (上)マーズレン:胃腸保護 ※痛みが強いときだけ飲む
  • (下)ロルノキシカム:鎮痛剤 ※痛みが強いときだけ飲む

多い…。

わけわからなくなりそうでしたので、飲み忘れないように、自分なりに仕分けをしました。

酸化マグネシウム効きすぎ説

痔の手術では必ず処方されると言っても過言ではない酸化マグネシウム。

便秘防止のため、便を柔らかくするために処方されます。

私にとっては、ちょっと効きすぎな気もしました。飲み続けている間、軟便というより、ほぼ下痢でした。ぼたぼた落ちる便。痛くて辛い…。

痛みがつらいというのもありますが、あの傷口に下痢が通過してると思うと、衛生的に心配になり、さらに気持ち的にもちょっと抵抗感ありました。

痛くて寝れないほどではない。じんわりヒリヒリ痛いが嵌頓痔核の20%程度

手術当日は、痛み止めの効果もあるのか、そこまで痛くありません。

どうしても痛くなったら飲んでくださいと言われた、頓服の痛み止めも、この日は飲まないで大丈夫でした。

しかし、腸内環境を整える薬のせいか、ずっとお腹の中にガスがたまり、ぐるぐるぐるぐる言っていたのが気になりました。

ガスがオナラになって出てくるわけでもなく、グルグルグルグル…。

うーん、大丈夫なのだろうか。

貧血もあったので、この日は早めに寝ました。

おつかれ自分。

ちなみに、座るときは床に直接座らない方がいいです。普通に痛いです!

椅子に座るのが基本で、さらに円座クッションか、タオルを円座型にして座ると、気持ち的に安心です。

床生活の方は、簡易なデスクセットなどでもいいのである方がいいと思います。手術をしたことで、椅子より床に座る方が尻に負担がかかっているのに気づきました。

ちなみに今使ってるのはこれ。まあまあです。


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